A1.
人それぞれ求めているものは異なると思いますが・・・
■サービスと料金
@どの様なことをサポートしてくれるのか?
A会計事務所にこちらが出向くのか、向こうが来るのか?頻度は?
B代表者や有資格者が来るのか、来ないのか?
C資格者以外に担当者が付くのか、付かないのか?
D基本料金に何が含まれるのか?何がオプションになるのか?
■代表者(資格者)の人柄
@相性が合いそうか?
A自分にとって、信じることができる人物なのか?
B対応は良さそうか?
C能力・経験・知識・気付きは期待できそうか?
■会計事務所の場所・雰囲気等
@事務所は遠すぎないか?
A事務所内部の雰囲気やスタッフの対応はどうか?
B事務所の総合力は期待できそうか?
C事務所のITレベルは満足できそうか?
…などを基準に、検討されてみてはいかがでしょうか。
A2.
お客様の事業規模等にもよりますが、法人の場合、一般的には、月額の顧問料(1万5千円程度〜)と、決算料(10万円程度〜)が基本料となります。
その他、記帳代行や年末調整等、オプションのサービスを受ける場合は、それに応じて料金が発生します。
(上記はあくまでも平均的な相場です。場所やサービスの内容によって大きく異なる場合があります。)
お客様の事業規模・サポートの内容・訪問回数・経営状況等によって、個別に見積もりを提示する会計事務所がほとんどです。
開業間もない方や、経営状況がおもわしくない場合、特別な相談が必要な場合等も、まずは相談してみるとよいでしょう。
A3.
依頼する会計事務所によります。
どんなソフトでも対応可能な事務所では、変える必要がない場合もありますし、対応できるソフトに限りがあるところでは、変えなければならない場合もあります。
ただ、ソフトの変更はすぐに出来ます。
決算が終わり、新しい年度に入るところからの方がやり易い部分もありますが、どこから始めても大変な所は変わりません。
会計事務所のサポートがあれば、安心して作業を進めることができます。
A4.
個人事業の場合は十分可能であるといえます。
会計ソフト会社の手厚いサポートもありますので、日々コツコツと仕訳をし、記帳していけば、申告自体はそれほど難しいものではありません。
逆に、法人経営の場合は、自分ですべてを行うことは難しいと言えます。
まず法人税務の申告には、高度な税務知識が必要となります。
更に、法人経営ではさまざまなステージにおいて、自分では解決できないような問題に次々と直面することがあり、その中には、専門家の経験に基づいた知識や助言が不可欠なものが数多くあります。
日本では、法人の9割以上が会計事務所と顧問契約を結んでいます。
何もかも自分でやろうと無理をせず、早い段階から信頼できる会計事務所を見つけて、良い会社を一緒に作っていくという意識で付き合っていくのが賢明でしょう。
A5.
法人の会社であれば、いつかは必ず税務調査を受けることになります。早ければ設立から2年で、遅くとも6〜7年の間には来ると思っていた方がよいでしょう。
ギリギリになってから慌てて、嫌な思いをしなくてよいように、調査が入ることを前提とした法人運営をしていきましょう。