アウトソーシングとは、本来なら自社で処理すべき業務を、外部の専門性の高い会社や個人に委託することを言います。
アウトソーシングを利用することで、設備投資を抑制でき、人材育成の期間や人件費そのものを削減できるのはもちろん、ノウハウや人脈のない分野の業務であっても、自信を持って進めることが可能となります。
最近は規模を問わず、大手から中小企業まで、積極的にアウトソーシングを利用する事業所が増えています。
人員や最新情報の収集に余裕のない従業員10人以下の会社こそ、効率良く外部の専門家を利用し、本業に集中できる環境を整えてもらいたいものです。
A1.
ビジネスマッチングサイトとは、仕事を発注したい事業者と、受注したい事業者を結び付けることを目的としたサイトのことを指します。
あらゆる業種について、非常に多くの案件が掲載されています。
例えば…
ランサーズ
http://www.lancers.jp/
マッチングサイトを使うのが初めて…という方におすすめの、会員数日本最大級のクラウドソーシングサイト。
チラシやパンフレット、名刺や封筒等印刷物のデザインから、キャッチフレーズ・ロゴ・ウェブデザイン・HP作成など幅広い分野で専門家に仕事を依頼することが可能です。
登録者(ランサー)の過去の作品や依頼者からの評価も公開されており、気に入ったランサーに直接プロジェクトの依頼ができるほか、コンペ形式で幅広くアイデアを募ることもできます。
クラウドワークス
http://crowdworks.jp/
ランサースと同じく大手のクラウドソーシングサイト。
HP作成、アプリ製作、記事の作成、ロゴ・チラシ・イラストの製作、データ収集等、様々な仕事を依頼することができます。
A2.
インターネットFAX(ファックス)とは、インターネット回線を通じてFAXのやり取りを行うサービスです。
送られてきたFAXをパソコンやスマートフォン(※アプリ利用が必要です)で画像データとして受信したり、パソコンで作成したWordやExcelなどのデータやスマホで撮影した写真データ等を、相手先のFAX機へ送信したりすることが可能です。
FAX複合機が不要なので、コストやスペースの節約ができますし、外出先でも送受信が可能であるという手軽さから、中・小規模事業所を中心に利用者が増えています。
eFAX
https://www.efax.co.jp/
月額費用(2016年時点では1,500円/月。他に年払いプランもあり。)を払えば、月間それぞれ150枚まで送受信とも無料。
番号も、03や045、06など、全国57都市の市外局番に対応しており、通常のFAX番号と同様の感覚で使用することができます。
FAXはそれほど使用しないという方におすすめ。
BizFAX
http://store.ntt.com/service/bizfax_storage/tab1
送信料が安いのでたくさん送受信される方におすすめ。番号は専用の050で始まるものになります。
A3.
記帳代行・給与代行とは、文字通り経理・給与業務を代行するサービスのことを言います。
記帳代行・給与代行を依頼すれば、自社内で処理を行うと必要になる経理要員の確保が必要なくなり、コンピュータシステムの購入等や運用・保守にかかる費用を節約できるのはもちろん、最新の法規や制度改正への対応もすべて任せることができます。
「代行を依頼するほどでもない」または「自社で経理・会計を行えるかどうか、まだわからない」という場合は、まずはMFクラウドやFreee等の、クラウド会計ソフトを利用するのも一つの方法です。
会計の知識がなくても、直感的に使用できるよう設計されていますし、ネットからの自動仕訳も可能で、会計事務所のバックアップがあれば、比較的早く操作に慣れることができるでしょう。
A4.
会計事務所(税理士法人・税理士・公認会計士)
開業時の相談から、会計業務はもちろん、決算や給与計算等まで、経理・財務・人事業務全般を外注することができます。
煩雑な会計事務の代行だけでなく、最新の知識、情報を得るためのブレーンとしての役割も期待できます。
こちらもご覧ください ⇒ 法人税務コラム「税理士無料紹介サイトの仕組みとは?」
司法書士・行政書士
開業の時に必要な官庁への許可・届出について、書類の作成代行を依頼することができます。
司法書士には申請等の代理業務も依頼することができます。
社会保険労務士
従業員を雇用することになった時に、社会保険(健康保険・年金等)や労働保険(雇用保険・労災保険)の事務手続きや届出等の事務を依頼できます。